INTERVIEW

社員インタビュー

探究心が自身を成長させる

Y.G.
本社工場 切削グループ 主任
2013年 入社

※ 氏名はイニシャルで表記しています

入社動機からこれまでのキャリアを教えてください。

大学の就職活動の時に、試作業の事を知りました。アルミ製品や樹脂製品など様々で、作る製品が毎回異なる所に興味を持ちましたが、何より、これから市場に出てくる製品に関われる所に惹かれました。
工業系の大学を卒業後、当社に入社。5年を経て主任として従事しています。

現在の担当業務を教えてください。

切削グループでオペレーター業務を担当しています。直線軸X,Y,Zの軸を動かして加工を行う3軸加工機や、さらに回転、傾斜の2つの軸を取り入れた5軸加工機を操作し、実際に製品を加工していきます。また、並行してプログラム業務にも力を入れています。
プログラム業務は主に、製品を加工する上で、加工方法や、加工条件、適した工具を選定し、CAMを使用して作成していきます。CAMとは、パソコン上で、3Dモデル等に対して加工する加工プログラムです。機械上でも、加工プログラムの作製は可能ですが、より複雑な加工プログラムを作製するにはCAMを使用しますまた、加工条件などは計算することで算出できますが、実際には、計算ほどうまくはいきません。実際に加工し、加工音を聞きながら適した条件を出していきます。そういったこともあり、日々のオペレーター業務での作業から、プログラム技術の習得に繋がっています。

仕事をする上でご自身が大切にしていることはなんですか?

「探求心」です。モノ作りにおいて、成功もあれば問題に直面することもあります。
例えば、製品に僅かでも反りが発生してしまうと、同一面でも測定箇所によって寸法が異なり、図面寸法(要求されている寸法精度)から外れてしまう恐れがあります。その際、加工の条件が悪いのか、仕上げの順番が悪いのか、段取りの問題なのか、と考えられる原因を追究し、向き合い、改善していく事が必要です。 そういった経験を一つ一つ踏み重ねていくことが大切だと思います。

アドバンスで働く魅力はなんですか?

未経験でも、やる気さえあれば、いろいろな事に挑戦させてもらえ、プログラムや5軸加工機など、いろいろな技術を身に付けていける所だと思います。

将来の夢や目標、実現したいことを教えて下さい。

「人の手のかからない製作」を目標にしています。分かりやすいのがバリ取り作業ですが、この作業を自動化できれば人の手が他の仕事に回り、少人数でも今と同じ仕事量がこなせるようになるため、生産性の向上とコストパフォーマンスの削減につながるのではと考えています。
すでに、一部バリ取り加工は自動化を実行していますが、最終的にはまだ人の手で取らないといけないこともあり、完全自動化までには解決しなければならない問題点があります。試作の加工なので、汎用性が高く使いやすい方法を模索し実現したいと考えています。

アドバンスに向いている人はどんな人ですか?

当社では、一つの製品を作る上で、検図やプログラムなど様々な工程を分業化しています。その為、一つの製品に複数の人が関わってくるので、コミュニケーション力は非常に大事になってくると思います。