INTERVIEW

社員インタビュー

毎回異なる製品に携われるおもしろさ

K.Y.
本社工場 注型・造形グループ GL
2004年 入社

※ 氏名はイニシャルで表記しています

入社動機からこれまでのキャリアを教えてください。

20歳の時にアドバンスへ入社しました。私はどちらかというと手先が器用な方で、昔からプラモデル作りなどの工作が好きでした。「モノづくりに関わる仕事をしたい」と勤務先を探していた時にアドバンスと出会い、「試作品を作る」という点で他の会社にはない強いインパクトを感じたため、入社することに決めました。
注型課に8年間在籍した後、切削課に2年間、造形課に3年間所属していました。それぞれの部署で製法における専門的な技術と知識を学び、現在は注型・造形グループでグループリーダーとして従事しています。

現在の主な仕事内容を教えてください。

注型と造形という製造方法での受注に関して、窓口を担当しています。
注型とは、シリコン型に製品となる材料を流し込み成型する製法で、造形とは、レーザーを当てると硬化する材料にレーザーを照射し、それを何層も積層していくことで形を造る製法です。
窓口として具体的には、案件ごとのお見積もりや、受注した案件の製造予定を管理する業務を担っています。実際の製造作業にも従事しており、造形のプログラム作成から加工、仕上げまでを行なっています。

仕事をする上でご自身が大切にしていることはなんですか?

注型や造形は他の製法と組み合わせて一つの製品を作り上げることが多くあるので、自分の所属する部署の方だけでなく他部署の方々とも積極的にコミュニケーションを取り、協力しあって作業に取り組むよう心掛けています。実際に、自部署だけでなく全体が効率よく進むように考えて行動すると、結果として上手くいくことが多いと感じています。
製造部門内に限らず、営業部門や管理部門とも協力して業務を進めていくことが、会社という組織にとっては必要なことだと考えています。

仕事でのやりがいや印象深いエピソードを教えてください。

私は製造担当ですので、お客様と直接お話しする機会はほとんどありません。お客様が工場見学にいらっしゃった際にも、普段はご挨拶をする程度です。そんな中、工場見学にいらしたお客様に製造プロセスのご説明をする機会があり、「分かりやすい説明をしてくれてありがとう」とお礼の言葉を頂いたときは、ビックリするのと同時にとても嬉しくなりました。お客様が喜んでくれることが自分たちのやりがいだと気が付きました。

アドバンスで働く魅力はなんですか?

製造業のイメージといえば同じ製品を大量に生産する様子が頭に浮かぶと思いますが、当社は試作品を製造するという少し特殊な分野で、少量を手作り感覚で製造します。毎日異なる製品を作る、という点は面白いと感じられると思います。
製造方法も色々とありますが、部署に関係なく協力しあって作業を行なっているので、学べることが多いというのも魅力の一つですね。

アドバンスに就職を希望している方へメッセージをお願いします。

本社工場では、切削・金型・鋳造・注型・造形と、アドバンスにある試作品を作るための全ての製法が同じ屋根の下に集まっています。
一つの試作品を作るために複数の製法を組み合わせて製作することもあり、各製法間で協力し合って作業に取り組んでいます。モノづくりが好きな方にとっては、多様な技術と知識を身につけられるとても良い環境だと思いますよ。