SURFACE TREATMENT
樹脂・金属・板金などで加工された試作品は、組立前に様々な目的により表面処理が施されます。
耐摩耗性や防錆・装飾加工などの目的に加え、機能性表面処理（機能性コーティング）の比重も増えてきています。表面処理は二次処理となるため加工とは別に表面処理専門会社に依頼することも多いですが、アドバンスに一括発注いただければ素材と表面処理の相性や完成後の精度を考慮したものづくりを実現します。
車載ライトなどに用いるクリア部品の試作品製造では、切削加工や造形後のマスター鏡面仕上げが透明度の鍵となります。部品ごとに異なる形状と各々の透明仕様に合わせ、技術者がひとつひとつの部品と向き合い表面処理を手掛けています。
アドバンスが持つ表面処理技術の確かさは、クライアントからの高い評価と信頼により裏付けされています。
金属などの材料の表面に異種の金属または合金の薄膜を被覆させる処理方法です。加工対象物を美しく装飾したり、耐食性や電気特性を向上させることができます。
加工した材料の表面に塗料を塗って塗膜をつくる処理方法です。他の表面処理と組み合わせることで、試作品に求められる高品質な仕上がりを得ることができます。
アルミニウム表面に人工的に酸化アルミニウム被膜を作る事で自然腐食を防ぎ表面を保護する処理方法です。耐食性、耐摩耗性を向上させることができます。
金属などの表面に細かい凹凸の模様（パターン）を付けて質感を表現する処理方法です。つや消し、滑り止め、高級感の演出などの効果が得られます。
加圧、加熱により金属調の文字、絵柄などを素材に圧着する処理方法です。 溶剤などを使わずに印刷できる利点があります。
加工した材料や製品に文字や絵などの画像を再現する処理方法です。シルク印刷・タンポ印刷・インスタントレタリングなどがあります。
素材にレーザー光を照射し、表面を溶かす、剥離する、酸化させる、削る、変色させることにより、商品名やロゴ、各種番号などをつける処理方法です。
素材などの表面を滑らかにし光沢のある状態に仕上げる処理方法です。加工品の形状、求められる仕上げの状態に合わせ研磨方法を選択します。
